中華最強の武神の前に太古の神が立ちふさがる!長安異神伝③④ 将神の火焔陣〈天長編〉〈地久編〉をレビュー!

 

唐の都、長安を舞台にした伝奇英雄胆、長安異神伝。今回は3巻、4巻と合わせてネタバレ・レビューするよ!

ヾ(゚0゚*)  てことは前後編かな?

そう。〈天長編〉〈地久編〉。

ヽ(^。^)  また壮大な感じのサブタイ。表紙絵も派手だし、ドラマチックな展開に期待が高まるね。

強力な敵も出てくるしね。

 

ヾ(゚0゚*)  でも主人公、顕聖二郎真君(けんせい・じろうしんくん)は西遊記のヒーロー、孫悟空と互角の勝負をするくらいの大物だし。

アメコミでいえばスーパーマン級だね。

(゚ペ)  そんなチート主人公に立ち塞がるとなると余程のビッグネームが出てこないとねぇ。

それに関しちゃあ問題ないよ。なんせ今回出てくるのは太古の神の一柱だから。

(・◇・ )  太古の神ときましたか。

その名も炎帝

( ̄¬ ̄*)  また中二めいた・・・

あらすじ

大唐の臣にして卓越した天文官李淳風(り じゅんぷう)は卜占により、帝国の命数が陰り、滅亡の気配があることを予測する。宰相たる魏徴(ぎ ちょう)は稀代の名将李靖(り せい)と手を組み、さらに自邸に居候する天界の神将、二郎真君と共にこの難局に立ち向かわんとする!

(・o・)  でその黒幕が炎帝なんか。

いやそれが炎帝は復活を目論んでるんだけど、それに対して謀略を巡らす玉帝ってのもいて・・・

(´ ▽`)  またサウザーめいた名前の・・・

神様の政権交代

 

まず炎帝ってのは古代中国の神の三皇、伏羲・神農・黄帝のうちの神農の別名で神農氏炎帝ともいうらしいよ。

(  ̄_ ̄)  中央の片メガネの人か。ていうか神か。なんで葉っぱ持ってんの?

薬草を見つけた神様らしいよ。その功績もあってか長らく地上に君臨したらしいけど、黄帝に敗れて(阪泉の戦い)その座を追われ、その黄帝も既に姿を隠し、作品中では玉皇大帝(ぎょくこうたいてい)、通称玉帝が天界に君臨してるんよ。

_(・。・)  要は神様が代替わりしてるわけか。炎帝黄帝玉帝、てなかんじで。

ところが今作ではなんとその炎帝が復活し、再び地上の覇権を握り、さらには玉帝に取って代わらんとするわけだ!

(=゚ω゚)  なかなか話も大きくなってきたね。

 

天界情勢は複雑怪奇

 

キャラクターも大幅に増加し、地上は唐の名将李靖に天文官の李淳風、天仙からは太上老君西王母に二郎の妹、楊三娘(よう さんじょう)、さらには怨霊として顕現する武帝など、他にも多彩な登場人物が物語を彩るよ。

(*゚‐゚)  だから前後編に別れるんか。でも何で武帝が?

復活した炎帝が地上に眠る過去の王朝の帝王たちを怨霊として蘇らせるんよ。そうした地の霊の力を結集して天に挑むつもりらしいよ。

(゚▽゚*)  ちょっとかっこいいな。

中二乙。そんで二郎と行動を共にしてる天界のいたずら者、東方朔(とうほう さく)は昔武帝に仕えてたキャラでね。今回、普段はおどけた小男な彼のまた違った一面が見れるよ。

( ・_・)  主人公、二郎の立ち位置はやっぱし玉帝の側なんだよね。

実はこの二郎真君玉帝の妹を母親にもつ、神と人間のハイブリッドなんよ。

( ̄。 ̄)  てことは玉帝とは伯父甥の関係なんだ。じゃあ、やっぱり玉帝の側なんじゃね?

それがこの二人、結構仲が悪くてね。

 ( ̄△ ̄)   そうなの?

あくまでこの作品の設定だけどね。まあだからこそ天界軍の総帥たる武神、二郎真君が地上でぶらぶらしてる理由付けにもなってるんよ。

おまけに魏徴が養っている二郎の恋人、蕭翠心(しょう すいしん)は天界の霊玉が転生した存在であるわけで、そのことの是非をめぐっても天界とは微妙な問題も抱えている二郎なのでした。

(´ρ` )  じゃあヘタに逆らえないじゃん。

それがそうも言ってられなくなるんよ。

σ(・・?)  そりゃなんで。

そもそも李淳風が唐の滅亡を予測しえたのは天文を見て占ったから。天の運行は天界の意思に沿うもの。

(・д・*)  つまり?

つまり天界の長たる玉帝が唐の皇帝、李氏から天命を剥奪し、他氏に天下を与えようとしてるってことなんよ。

( ̄。 ̄)   あれ?それだと炎帝にとっては世に出るチャンスだよね。それを止めようとするのが我らがヒーロー、二郎真君なのかな。

いやぁ、単に天下が乱れると騒々しくてかなわんから、だそうで。

(o ̄∇ ̄)σ  なんかツンデレっぽいぞ。勘違いしないでよね!

 

武神乱心、天地大乱

 

とにかく玉帝の真意を確かめようと天界に昇る二郎。ここではじめて描かれる天界の様子は結構面白いんだけど、それはさておき、態度の悪い二郎は速攻で幽閉されてまう。

 ( ̄。 ̄)  あらら。

実は500年ほど前に天界で大暴れしたらしく、そんな危険人物が急に戻ってきたもんだから、天界側の警戒度もMAX。

そんでいろいろあって、炎帝側からの接触もあったりした後、二郎は突如脱走!軍装し第3の目、豎眼(じゅがん)をあらわにした二郎は天界の軍勢を叩きのめし、神将たちを相手に大立ち回りを繰り広げるよ。

ヾ( ̄0 ̄;ノ   武神、ご乱心!ていうか自分が一番騒々しくしてるし!

当然天界も大混乱なんだけど、玉帝自身にとっては目論み通りの展開のようで。

(; ̄Д ̄)  上は上でなにやら企んでる訳か。

炎帝炎帝で、二郎に共闘を持ちかけてくるしね。

( ̄△ ̄;)  二郎は完全に反旗を翻すんかな?

まあその辺は実物をご購読くださいな。

今回は天地をどよもす一大ヒーロー娯楽作品に仕上がってるんで非常におススメな一作だよ!

ほいじゃ!(*゚▽゚)ノ

追記:何気に李靖配下の宮廷エージェントとして後の武則天(則天武后)たる武照もかっこよく登場してるよ。歴史伝奇ものならではのクロスオーバー的要素だよ。

 ( ̄。 ̄)  の滅亡に関わる事件で、側のキャラとして登場するのが何とも皮肉ではあるけどね。

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