「日本遺産」認定の町、 江差に徳川幕府海軍が誇った旗艦「開陽丸」を見たよ!

どーもー、ヒーロー屋です。

 ジンジャーエールっす。

今回の英雄百景は函館旅行記の第3弾!でも実際に行ったのは函館から

JR江差線で向かった江差(えさし)なんだけどね。

 江差ってなんかあるの?

あるよ!

 

歴史ある町だし・・・

なにより――

最強軍艦 「開陽丸」だよ

徳川幕府が幕末に運用した軍艦「開陽丸(かいようまる)が復元されてるんよ。

 へ~、すごいの?

すごいよー。友好国オランダが作り上げた、当時最新鋭の軍艦だからね。

 

オランダではVoorlichter(夜明け前)って呼ばれてたんだって。

 日本に来て「開陽」か。センスいいな。

オランダ側は最初、鉄製の軍艦建造を薦めたんだけど、早期の受領を願った幕府側の意向で木造艦になったらしいけどね。

 じゃあ、鉄製への転換期だったんだな。

 

鉄製だったら沈没の運命から逃れられたんだろうか・・・

 ええ、沈没したの?氷山にでもぶつかった?

ウィリー・ストーワー《Untergang der Titanic (“タイタニック号沈没”)》

タイタニックじゃねーし、ディカプリオも死んでないし。

暴風雨で座礁して、沈没したのがここ江差なんよ。

 

 なんで江差くんだりまで。

戊辰戦争末期の北海道で行われた函館戦争が行われた北海道。

幕末の英雄 榎本武揚(えのもと たけあき)率いる幕府海軍の旗艦として五稜郭や松前城の占拠に貢献し、その勢いで江差にやってきたところで風にあおられ哀れ沈没しちゃったのさ。

 最新鋭っていっても自然の力には抗えないんだなぁ。

そうだねぇ。

 

とはいえ現在は「開陽丸青少年センター」の展示施設として復元されて、引き上げられた大砲とか碇とかも艦の内外に展示されてて歴史ロマンが感じられる英雄スポットになってるよ。

 ほほう。幕府最強とはまた。

中2心が刺激される。まあ最新鋭艦なんだから当たり前だけども。

 

 

日本遺産の町 江差だよ

で、

函館に旅行に行ったらぜひ寄ってもらいたい場所なんだけど、ついさっき調べたら僕が行ったころは健在だった江差線が今は廃線になってたのには驚いたね。

 JRでも廃線になるとこあるんだな。

2014年に無くなったんだって。僕が行ったのは2012年ごろだからギリギリだったみたい。そういえばICカードも使えなかったなぁ。

 過疎ってんの?

う、でも函館バスに乗れば行けるから。すごくきれいな町だし。

何より「日本遺産」認定の町だし。

Screenshot of www.hokkaido-esashi.jp

江差町は北海道初の「日本遺産」認定のまち

 バスかぁ。

前のJR江差駅からだと少し歩かないといけなかったけど、バスならすぐ近くで降りれるよ。

 

詳しくはHPのアクセス画面でどうぞ、だよ。

Screenshot of www.kaiyou-maru.com

一般財団法人 開陽丸青少年センター

戊辰戦争・箱館戦争終結150年なんだそうな。

 あー、去年は明治維新から150年だったしな。

「土方歳三嘆きの松」といった英雄スポットの紹介もしてるよ。

Screenshot of www.kaiyou-maru.com

土方歳三嘆きの松

 

ロマンあふれる展示品

 

内装も充実!復元された大砲とか模型に、海底から引き上げられた軍刀まで展示されてるよ。

 ひん曲がってるのもあるじゃん。

沈没の衝撃とかでかな。よりロマンがかきたてられる!

ロウ人形のみなさんも多数働いている元気で明るい職場です!

 ブラックなイメージ喚起やめーや。

黒船だけに?

 うまかないし。

 

概観はいわゆる黒船だよね。

全長は72.80m。

 でかいの?

ぱっと見、巨大感はあったよ。

んー、前に紹介した架空戦記小説『黄土の夢』に登場した戦国時代の巨大軍船「日本丸」が推定全長32.0m、続けて登場した江戸時代の超巨大軍船「天下丸」が竜骨の長さが38mだから。

 時代が違うから単純比較はできないけど、倍はあるな。

そもそも江戸時代の軍縮、および鎖国政策で造船技術は衰退してたから、オランダから購入せざるをえなかったんだけどね。

その点は大砲も同じで、艦外にアメリカやドイツから購入した艦載砲が展示してあったね。

  あれ、クルップ砲って前に五稜郭にもあったけど形ちがくない?

クルップってのは企業名だからね。そりゃ商品も多数とりそろえてるっしょ。両方とも軍艦に積む艦載砲ではあるようだけども。

 

あとはこれも引き上げられたスクリューシャフト。

後ろにある板は船体の一部だって。

 そっか木製だったっけ。にしても生々しいな。

そこも歴史ロマンが感じられるわけで。

 実際に航行して、江差に沈没したんだもんな。

幕府海軍の旗艦であると同時に、蝦夷共和国建国の夢に生きた男たちの希望と挫折の象徴の一つなんじゃないかな。

五稜郭と同じく、北海道で幕末ロマンを感じたかったら、はずせない歴史スポットだと思うよ。


 じゃあ今回はこの辺で。

ほいじゃねー!

 

函館旅行記①↓

函館旅行記②↓