現代人の魂を揺さぶる混沌のバイオレンス史劇!海外ドラマ『ヴァイキング ~海の覇者たち~ シーズン1』をレビュー!

ヒーロー屋です!

(/゚∇゚)/  ジンジャーエールっす。

今回の英雄百景は海外ドラマ『ヴァイキング ~海の覇者たち~』!前にヒストリーチャンネルで放送してたアウトローなヒーローたちの物語だよ!ネタバレ全開でいくよ。

(/・o・)  ヴァイキングっていやぁ海賊だよね。

そうだね。パイーレーツが海の強盗団、商売人だとすればヴァイキングは海の蛮族、交易の民って感じかな。

( ̄´-` ̄)  ヤバイやつらなことは間違いないな。

でもこのヤバイやつら、最近人気らしくてさ。よく海外ドラマでも最近なんかヴァイキングもの多いような気がすんし。

「(゚ペ)  そうなん?

マンガ『ヴィンランド・サガ』もアニメ化するらしいしさ。

Screenshot of vinlandsaga.jp

TVアニメ「ヴィンランド・サガ」公式サイト

( ・◇・)  お?ヴァイキングきてるん?

どうなんだろ?海の覇者たちのほうが200年ほど前みたいだけども。とりあえず、あらすじ見てこか。

 

あらすじだよ

8世紀末の北欧スカンディナヴィアに野心に燃える一人の男がいた。

その男、ラグナル・ロズブロークは固い絆で結ばれた兄弟 ロロや悪友フロキらと共に豊かな西方の地へと略奪におもむく。

その地こそイングランド。

豊かなキリスト教徒の王国への遠征の利をめぐり、次第に対立するラグナルと首長ハラルドソン

ロロとの確執。

愛する妻にして猛き戦士 ラゲルサとのすれ違い。

さまざまな人々の思いが錯綜する中、

ラグナルは修羅の波濤を駆け抜ける!

(*゚∀゚)  ラグナルは実在の人物なん?

ウィキペディアのページによると伝説上の英雄らしいよ。実在は確認されてないけど、歴史的事実との関連性はあるとかなんとか。劇中で描かれる修道院の襲撃とか史実らしいし。

ヾ( ̄ω ̄〃)  要はアーサー王か。

それだ!

 

ダーク世界観

まずはこのオープニングを観てくれ、こいつをどう思う?

(-_-;)  すごく・・・暗いです。

そうだね。僕は超好きなオープニングなんだけど、このダークで不安にさせる感じが本作の魅力なんよ。

(o ̄∇ ̄)o  なんかカラスが鳴いてるし。

あれは北欧神話の主神 オーディンの暗示だね。

( ̄□ ̄;)  まーたオーディンか。

戦いの神だからヴァイキングの神様にピッタリなんでしょ。そのせいか第1話冒頭からいきなり殺し合いだから。

!(; ̄□ ̄;)!  サツバツ!BR法北欧起源説だ。

 

今日は皆さんにちょっと殺し合いを・・・>

 

 

ちょっと殺し合いどころか海超えて、遠くイングランドまでサツバツ感輸出超過だからね。しかもなんのてらいもなく略奪を行うし、もちろんキリスト教徒じゃないから教会や司祭にも一切敬意をはらわない。

(゚Å゚)  完全にアウトローだな。

魅力的なね。そこでその魅力的な登場人物たちにも触れてみるよ。

 

アウトローたち

海賊だから当然アウトローなんだけど、でもこれは侵略されるイングランドからみた場合のアウトローで、ラグナルたちヴァイキングの側には当然、部族の習慣や宗教、決まりごとはあるんだ。

( ̄。 ̄;)  そうなんだ。単なる蛮族じゃなくって独自の文化があるってことか。

そう。ただし独自っていうか現代人から見るともう独特というかなんというか。

( ̄ω ̄;)  そうなん。例えば?

遠征先のイングランドで戦いに勝利したのにめっちゃヘコんでる老ヴァイキングがいるんよ。

「(´へ`;  活躍できなかったとか?

で、「今回も死ねなかった。オーディン様ワシのこと嫌いなんかなぁ」

みたいなこと言い出す。

(´▽`)  ガチ純一戦士だwww

そんな爺さんをやさしく「次の機会があるさ」って親身になぐさめる主役のラグナル・ロズブローク

(`▽´)  次の機会ってまた剣呑な。

そんなラグナルと共に戦う、男勝りすぎる奥さんラゲルサ

(`∀´)  かっこいいね。

ただし疫病で長女を亡くし、さらに流産に旦那の不倫など結構追い込まれてる。

(´д`)  マジかよ。

豪勇を誇るラグナルの兄 ロロ

(-◎ω◎-)   ロロ?変わった名前な。

劇中で深く考えずにキリスト教の洗礼を受けたからロルフって洗礼名ももってるけどね。ただ彼についてはそのことよりも、実は弟に対しての対抗心が徐々に大きくなっていっていくところが物語の肝なんだ。しかも彼の血統はその後の英仏史に大きな足跡を残すことになりそうな予感。

(*´▽`*)  壮大なネタバレか?

まだわかんない。他にもいるよ。こちらはラグナルの目つきの悪い息子 ビョルン

道化たお調子者の船大工 フロキ

そして本作最大の被害者 アセルスタン

イングランドの修道士でヴァイキングたちに殺されそうになるけど、やさしいラグナルによって奴隷として連れてこられるよ。

( ̄▽ ̄)  優しさの概念がくつがえった瞬間である。

ロロに殺されそうなところを助けてあげたんだよ、気まぐれに。

(*^▽^*)  気まぐれじゃねーかw

そのラグナルからして、家に連れ帰った修道士のアセルスタンを妻との3Pに誘ったり、かと思えば神への生贄にしようとしたりもするし。

(^∇^*)  ムチャクチャだw 生きた心地しないだろうな。

現代人とは違った価値観と神への信仰心を持つアセルスタンの目を通して、まったく違った文化、価値観、習慣をもつヴァイキングたちを描写してるのがおもしろいんだ。

首長のハラルドソンの葬儀もすごかった。かなりの異文化を真正面から描いてる感じで。

(ノ゚ο゚)ノ  首長死んじゃうんか。

ラグナルと対立し、互いに憎みあってはいたけれど、同時にラグナルを恐れつつ、その器を認めてもいた、興味深いキャラだったよ。

(^▽^)  じゃあラグナルが次の首長になるんだろね。

そうなる。で、今度は別の首長ボルグと、その首長たちの上司に当たるホリック王との抗争に巻き込まれることになる。

( ̄△ ̄)  いうこと聞かない部下のしつけを新人に任すんかい。

野心旺盛で有能すぎる部下同士は共食いさせたほうが上司は安泰なんじゃね。

(;´д`)  ヴァイキング界もいろいろ大変なんね。

 

映画とかマンガとか

ヾ(・ω・o)  あれだね。ダークっつーかバイオレンスでマッドな感じのドラマだね。

そういう意味では映画『ダークナイト』2008)でジョーカーが登場して以降のドラマだしね~。(ヴァイキング ~海の覇者たち~シーズン1は2013年3~4月放送

「(゚ペ)  ダークだから?

ていうかあの映画の象徴たる敵役ジョーカーはカオスそのものって感じじゃん。~海の覇者たち~で描かれるヴァイキングの社会や信条にもカオスが感じられるんよ、イングランドの秩序だった王政やキリスト教信仰と対比してみるとね。

で、カオスといえばこの人かと思って。

(〃 ̄ω ̄)σ  フロキなんか外見もMr.Jリスペクトなんじゃね?

だったりしてねw

ドラマ『スパルタカス』2010)も映画『300〈スリーハンドレッド〉』(2006)の強い影響下にあったらしいし。ただこの『ヴァイキング ~海の覇者たち~』はスパルタカスとか300とかの歴史物語と違って、現代にも通じるものがあるってことより、まったく理解できない混沌とした異文化に生きる、理解不能な連中をメインに描いてるんだよ。

o(゚◇゚o)  そんなに理解不能?

ん~、要は自由と正義とか倫理感とかがだいぶ違うんだな。マンガで言うと『蒼天航路』が近い。

(・へ・;;)  確かに蒼天航路は義の人、劉備ですら現代の倫理感からはズレた感覚の持ち主だったな。

↑曹操軍の徐州虐殺にウットリする劉皇叔

めっちゃヴァイオレンス特盛りだし。

共にそれまでの歴史エンターテイメントにつき物の、主人公=善側って常識を破壊した作品でもあるしね。

(*゚∀゚)  そこが本作の魅力ってわけか。

さいです。登場するキャラクターも含めてね。

そこで画像を参考に描いてみたよ。ラグナルラゲルサ夫妻。


 

シーズン1はヒストリーチャンネルで録画してたけど、Amazonプライム・ビデオでも見れるんでシーズン2はそっちで見てくつもりです。

ヾ( ̄ω ̄〃)  じゃあ、今回はこの辺で。

ほいじゃ!(*゚▽゚)ノ

 

シーズン2はこちら↓